生きた衣装を創る

舞台衣装家: 藤野 雅胡(ふじの まさこ)

現代劇から古典、和物にファンタジーetc…これまで様々なジャンルの作品と関わってきました。その度に感じた衣装の持つ可能性と難しさ。時代考証はもとより、台詞からキャラクターの性格やクセを読みとり、色や素材、布の量感等で役のイメージを具現化する。且つ、役者個人が映える色彩やラインを探り、装置や照明とのバランスを話あう―
こうして完成した衣装は舞台の上で役を輝かせる生きた衣装になります。
衣装が後回しにされがちな今日の演劇界。これまでの経験を活かしながら、沢山のお客様に楽しんでいたただける衣装を創っていきたいと思います。

【経 歴】

○日本舞台美術家協会会員

ウェディングドレスや着物ドレスのデザイン・製作等一点ものにこだわったもの作りを行っていた頃、NYブロードウェイで観た『ライオンキング』の舞台に衝撃を受け、「舞台衣裳家になる!」と決めて帰国。夏目俊二氏の連載コラムを偶然新聞で見つけ、想いを綴った手紙を送った事から、劇団神戸の衣装に携わる事10数年。ヘア&メイク、ウィッグのアレンジも自ら行い、頭の先からつま先までトータルで手掛ける舞台衣裳家となる。
また県立劇団、大学にて舞台衣装製作の指導等にも携わる等活動の幅を広げている。

●受賞歴
2007年 伊藤熹朔賞新人賞受賞
2008年 兵庫県芸術奨励賞受賞

●主な作品

(舞 台)
夏目俊二 演出『ウィンザーの陽気な女房達』『じゃぱねすく十二夜』『源氏My Love』他
岩松了演出 『欲望という名の電車』
今井朋彦 演出 『パンドラの鐘』
松本修 演出『桜の園』
平井久美子 演出『飛んで孫悟空』(受賞作品)

(映 画)
伴野智監督『人生喫茶とほほ』
出演:竹中直人、篠原ともえ、村上淳

伴野智監督『SHOWER』
出演:福士誠治、大久保綾乃

(その他)
主催:兵庫県立美術館、エルミタージュ美術館、読売テレビ、読売新聞社
神戸『大エルミタージュ美術館展』展示用衣裳製作 (2017年10月3日~ 兵庫県立美術館にて)

【ホームページ】http://shehera.jp/costume


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