パンドラの鐘 終演を迎え

第2回公演「パンドラの鐘」が無事終演を迎えた。
今から約2か月前、長崎の爆心地に赴き「水を、水を」と、もだえ苦しみながら消えていった多くの方の魂に祈りを捧げました。
この地で浦上の天主堂を目指して息絶えられた方々の無念を想いながら坂を登っていると涙が止まらなかった。
「人は未来を相手にしか戦争できない、・・・そして人は未来に決して勝てない」
最後に“ミズヲ”が残した祈りにも似た叫びは、哀しい真実だ。
“ヒメ女”という犠牲の煙を立ち昇らせても届かないこの祈り。被爆後、あらゆるところで立ち昇った弔いの煙は、現代に届いているのでしょうか。
劇団として上演するのに覚悟が必要だった今回の舞台、今後私たちが表現者になるための大きな一歩だったような気がします。だから、この舞台がお客様の心に少しでも留まっていられたら嬉しく思います。

平和の為に何ができるわけでもないのですが、今回、ご来場頂いたお客様人数分のワクチンを寄付させて頂きました。
この度は、ご来場誠にありがとうございました。