舞台の力。

先日、ブロードウェイミュージカル「フロッグとトート」を観劇しました。川平さんの芸達者なお芝居と出演者の歌の巧さ、観客を楽しませる発想と工夫を駆使する姿勢に子供向け絵本「ガマがえる君とカエル君」の世界が鮮やかに表現されていて、久しぶりに心が震えた。今でも、手紙を運ぶ”カタツムリ君”を思い出すと笑いがこみ上げてくる。そうだ、舞台には創り手の楽しませようとする気持ちがこんなにも大切だったとまた気付かされた本当にいい舞台だった。
その舞台から約1週間後に、「プレーヤー」(作:前川知大 出演:藤原竜也、仲村トオルほか) を観劇しました。うって変わって気持ち悪さと目をそらしたくなるような怖さがあった。個人的には好きな内容ではないのに、絶妙に展開する脚本と演者の力に引きずり込まれて終演後丸一日は舞台の空気を引きずっていた、というか完全にのまれてた。
今、まだ両方の舞台の感覚が残っているけど、この感覚がとても面白い。「温かくて湧き上がる光」と「冷たくて落ちていく闇」を同時に持ってる感覚。やはり舞台は人間の琴線に触れる力をもつ素晴らしい芸術だ。こんなにも影響を与える事が出来る。個人的に次は、大竹しのぶさんの”ブランチ”「欲望という名の電車」が楽しみ。
劇団しゃれこうべも観劇して下さった方の心を満たす舞台を創らなければ!とまた決心できた観劇でした。(でもやっぱり楽しい舞台がいいけど。)
ではまた!